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シムトラ関係のエントリーまとめ群

Simutrans Advent Calender 2023 18日目 ~64向け斜めホームの話と他に作ったアドオンを紹介する~

挨拶

Simutrans Adventcalender 2023 18日目の記事になります。今年は身内のマイクラ鯖で大規模建築やら環境破壊は気持ちいいゾイを多数やり、通算16回開かれたマイクラ鯖で初のビーコン制作を成し遂げるなど記録が多くなっておりました。後はFactorioも少々やってたり、別名義で二次創作の文字書きやら色々とやっておりシムトラ方面の活動は比例して低くなっておりました。
さて、今回は元旦にリリースされたOTRP-v33.1にて対応した「斜めタイル停留所」に対応したホームの話と見せかけて64向けに作った斜めホームアドオンの紹介といたします、スクショについては実際のプレイでの使用パターンを中心に添付いたします。
今回の記事に登場するアドオンについてはTakeさんのアドオンのソースを実装資料とさせていただきました、リリースしたアドオンの方でも書いておりますが改めて感謝の意をこの場で申し上げます。

simutrans-portal.128-bit.net

今回紹介するアドオンについてはこちらからダウンロードしてください。試験実装という形で半分手探りな状況で制作しており、実使用については状況が限られますがそれなりに使えると自負しております。
なお、試験実装と称している通り本番環境での使用は一切想定しておりません。あくまでも自己責任で本アドオンを導入してください、ご意見・バグ報告等はTwitter・Discord(Simutrans交流会議)で受けております。Discordへの参加はこちらのリンクからどうぞ。
simutrans-portal.128-bit.net

github.com

今回の記事はコーラルを多大にキメてる状態書いております書いていると見せかけて書きたいことを詰め込みました、本来は6時21分に上げたいと思いましたが0時すぎに投稿しております。

「シムトラよ、シムトラと共にあれ」

こんなことが出来るよ

小規模なターミナル駅

乗換駅(Before)
乗換駅(After)

まずは14日に取り上げた乗換駅であり主要駅である岸本駅になります、Twitterの方にも上げましたが斜めホームの有無で駅の用地がかなりコンパクトになっていることに気づいたのではないでしょうか。
斜めホームが無い頃は意図的にホームを離して「元々はここの路線は別路線やぞ」という空気を醸し出していましたが、斜めホームができたおかげで「今は同一路線だぞ」と言いつつ見栄えが良くなった気がします。

曲線上のモブ駅

モブ駅

アドベントカレンダーの5日目のエントリーにてOTRP開発者のhimeshiさんが気になることを書いていたので引用します。

斜めタイル停留所といえば、いつも熊谷半島の白井-西白井間の長い駅間を思い出します。
この動画は2011年なので12年越しにようやく斜めタイルに駅を置けるようになったわけですが、12年前に斜めタイル停留所が実装されていたらここにも駅が置かれていたのでしょうか...

引用元: 2023年のOTRP - himeshi’s blog

引用で出てきた「この動画」はこちらです
www.nicovideo.jp

こういった回想が出てくる程にシムトラ的には革命的なアプデだと改めて思います、何気ない2面2線の駅ながら斜めにあるだけでも新鮮な雰囲気だと思いませんか。
満足に64でも使いこなせるレベルまで実装しない限り、その雰囲気を感じるも何も有りませんが。

直線ホームと曲線を組み合わせてみる

組み合わせるパターン

これは先の乗換駅の変形ですが、これもまた面白いと思いませんか。色々と構造は入り組んでいるものの、実際に車両を走らせ始めたら風景としても気にいるかも知れないポイントですね。
ここは駅だけ作って車両もへったくれもないお飾り状態ですが、走らせ始めたら多分Twitterなりで様子を公開しているかもしれません。

おまけ

斜めホームの話だけでこの記事を終わらせても面白くないのに加え、他にもアドオンはいくつか作っているのでその話をしようかなと思います。プラットホームだけでもかなり数が増えているので、もしかしたら「こんなアドオンを待っていた」という声がありましたらTwitter・Discordへご連絡ください。最新のリリースとして検討したいと思います。
ダウンロード先はこちらです
github.com

鶴見線 鶴見駅っぽいホーム

鶴見駅(鶴見線ホーム)

引用: File:JRE Tsurumi-STA Platform3-4.jpg - Wikimedia Commons
画像ライセンス: CC-BY-SA 4.0

鶴見駅鶴見線ホームって線路まで屋根で覆う独特の形なのが特徴ですね、シムトラでもこういうアクセントが欲しくないでしょうか。そうなんです作りました、このホームにインスピレーションを受けてさっくりとは行かないけどもそれなりの時間を掛けて。
頭端式っぽさも別アドオンで出しているので、もしかしたらちょっとした個性は発揮出来るかなと。

鶴見駅っぽい姿
通過線向けのホームなしバージョンも

その他、安いおまけ(画像のみ添付です)


最後に

今年は2記事分の枠を頂いたのでプレイにおける話とアドオン開発の話という2つの内容で書くことが出来ました。プレイにおいては意図的な無駄な行為というただのこだわりとも取れる話、この記事を書いている現在はマップのバス路線(約50路線)を消し飛ばして再構築している最中です、ツギハギに近い状況だったのでリセットした方が早いレベルでした。実際の路線と同様に駅を基準としてバスを走らせるほうがどことなくリアリティがありますね、設定は手間が掛かりますがこれもまたリアリティの対価ということで一つ。
アドオン開発も斜めホームが実装されたことによって制作する側としても手数が増えますが、その分やれることが増えたと考えたら更に面白くなりそうですね。道路でも斜めを多用することが多いので斜めのバス停を実装しないとと思うこの頃。プラットホーム周りも斜め非対応な物で種類がゴロゴロしているのでそのあたりも片付けつつ、きちんと公開したいと思う1年でした。
2024年のシムトランスは何が起こるのか、どんな面白いアドオンやプレイのアイデアが出てくるのか、今から楽しみとなっております。

おまけ

www.nicovideo.jp

作業用BGMとして聞きながら書いていました、ACはいいぞ。

Simutrans Advent Calender 2023 14日目 ~あえて、無駄な事をする開発手法~

Simutrans AdventCalender 2023 14日目の記事であり、昨年の記事(参照:
Simutrans Advent Calender 2022 8日目 ~そのマップを離さない - pak.nippon Player Ver.~ - less /home/honoka/simutrans/simplay.logs )で書くといった続きを1年越しに回収する回になります、無駄な事をしても仕方ないとか言われそうですがそういう事もまた一興と思います。

運用を分割する

実際の鉄道においても青梅線等で「この駅で全列車乗換です」と言って車両運用を分けるパターンが増えておりますが、シムトラでもわざとそういった乗換駅を設定して「この駅までは都心へ向かう長編成の列車は入るけど、ここから先は短い4両に乗り換えて行ってね」と言った事をやってみましょう。
OTRPであれば路線設定を駆使して「都心駅~乗換駅」と「乗換駅~終着駅」と言った直通運用も組もうと思えば組めますが、車両がきちんと別れている方が運用上の都合があるのだなとか感じれると思います。
自分が現在プレイしているマップでも私鉄線のローカル線っぽい路線を作っておりますが、同路線の運用として本線接続駅~乗換駅 / 乗換駅 ~ 終着駅で運用を切り分ける他、乗換駅においては同一駅に関わる運用として
「駅ホーム(終着)~留置線(1) ~ 駅ホーム(通過) ~ 留置線(2) ~ 駅ホーム(始発据付)」
という普通ならば到着したホームにて直接折返しか、一旦留置線に引き上げてから始発ホームに据え付けるところまではやると思いますが、わざわざ留置線間を往復するというのが見ていて飽きないポイントかもしれないですね。
駅のイメージを添付しておきます、いらないことを全力でやっています。

乗換駅イメージ

運用を連続させる

連続運用のイメージ、合計3運用分

これについてはまず添付したスケジュールの画像を見てください、パッと見ただけでは「どういう運用なんだ」と確実に思うはずです。実際のマップを見たら早いと言いたいですが、スケジュールと同時に見ないと何をしているか開発した筆者以外はまずわからないと思います。
この画像の中で鍵になる駅は天宮駅と見せかけて岸本駅だったりします、画像を見たら鍵になる理由がわかる気が1%だけします。分岐駅のような雰囲気を見せておりますね、斜めホームを使っていたりしますが18日にこのあたりの話はやろうかなと思います。

岸本駅イメージ

ネタ運用を組んでみる

交通系YouTuberの綿貫渉さんが投稿されている「1駅(2駅)で終点シリーズ」というのをご存知でしょうか、シリーズ名の通り2駅しかない路線や運用と言った日常的な理由から工事というイレギュラーな理由で1~2駅の間だけを走る列車について取り上げた動画シリーズです。シムトラ的には先の運用の話にも繋がる話ではありますが、ターミナル駅同士を結ぶ路線を組んだ後に「ちょっと入出庫運用混ぜたいなー」と思ったことはないでしょうか、無かったとしてもあったと答えて下さい。
時間調整や見栄えという点で車両基地という施設は必要不可欠な施設だと思っていますが、そこに出入りするためだけの路線を組んでおくとちょっとした賑やかしになるのではなるとおもいます。
関西空港線内のみを走るシャトルと言った早朝・深夜のみに走るレアな運用を混ぜ込んでみたり、ターミナル駅の改築工事と言った大規模な工事を行う時は事前にみっちりと運用計画を練り、そこから必要に応じて短距離便や別線経由の停車駅が少ない臨時列車を設定したり、ただ走らせるだけではない面白いプレイが出てくるのではないのかと思います。

ブルートレイン等の豪華な列車を長い距離走らせる(※OTRP必須)

青函トンネルを介して北斗星カシオペアにトワイライトと言った寝台列車が駆け抜けていたのもすっかり過去帳入りした話、今ならば札幌から特急や新幹線を乗り継いで1日のうちに鹿児島中央までたどり着いてしまいます。*1今はサンライズが事実上ただ一つの寝台列車となってしまいましたね。
そんな寝台列車が長距離幹線を走り抜ける光景もシムトラならば出来ます、これもOTRP依存ですが「臨時列車」としてしまえば他の列車に影響なく走らせることが出来、真夜中を長い編成で駆け抜ける風景が再現出来るようになります。
ただ、寝台は編成を組成し始めると沼なのですよね………特にカオスの極みとたまに言いたくなる急行はまなすとか。このはまなすについては思う所が多々ありますが、この2本の動画を見ていただくほうが早いかなと。

www.nicovideo.jp

www.nicovideo.jp

疎開させる

シムトラのシステム上「その場で」列車を撤去(売却)出来ますが、リアリティを求めるのであれば対応した車両工場(苗穂・長野・幡生等)へ車両を回送したり、それまでは余裕がある車両基地や駅留置線へ留置したりするのはどうでしょうか。
廃車以外にも新車入れたいけどちょっと逃しておくとか、そういう実際の動きというのもまた一興と思います。
新車繋がりで10年近く前のオフ会で「車庫はマップ内で1箇所だけ作り、そこから出庫させる」という人がいたなという。

最後に

1年掛けて色々と得た知見や考えを記事としてみました、何気ないプレイの記録からの引用だったりしますがプレイの一助となれば幸いです。
今年はシムトラ方面の活動が少ない代わりに別名義での創作の方に振り回されておりました、来年こそは色々と出したい物があったりするので消化できればと思います。
自分の記事は18日にもう一枠取っております、こっちは画像メインでアドオン周りの話をやろうかなと準備しております。斜めホームとかシムトラにおけるブレークスルーが起こっているので、それ関係の話とかやらないとまずい気もしているので。

他の日の記事についてはこちらの一覧からどうぞ。
adventar.org

*1:札幌駅から北斗2号に乗った場合に限る、NAVITIMEの検索結果にて検証

Simutrans Advent Calender 2022 21日目 ~The Programable Dat~

Simutrans Advent Calender 2022 8日目に続いて21日目も担当させて頂くことになりました、当日ギリギリに書いているのでかなり乱雑な内容ですがご容赦
記事の一覧については以下のリンクからどうぞ

adventar.org

「pakに必要なものを3つあげよ」

この質問をされた時に何を3つ挙げるでしょうか? 今日の記事における模範解答としては以下の3つです

  • dat(pakの性能定義)
  • png(pakの外観)
  • makeobj(pak化)

どれもpakには必要な物です、諸元を定めるdat・外観を定めるpng・この2つをまとめてpakとして構成するmakeobj、最悪pngがなくてもアドオンとして定義出来るケース*1もありますがdatがないことには始まらないと思います。
これらを効率的に作るテクニックが今回のアドカレの17日目にM_Kasumiさんが公開した記事においてdat・png共に効率化するツールと手法として紹介されていますが、あえて別アプローチと言う形で今回は書いてみたいと思います。

前提条件

  • Ruby使います
  • Linux環境使います(開発の都合)
  • ドキュメントなくてもコードからドキュメントを拾う気合

なぜRuby(とLinuxやら)を使うのか

 理由は至極明快です、開発環境としてある程度整っているのがLinux環境上だっただけです。Windows環境でもそれなりに整えることは出来ると思いますが、既に開発関係はLinux上にある程度構築しており、どのマシンからでもSSH経由で作業が出来る強みがあります。
既にアドオンの構成ファイル(datもしくはpng)が更新された場合に自動でmakeobjを走らせるスクリプトがあるなど、切っても切り離せなくなりました。
そんなLinux環境*2で部分的に動くdatを書くための言語として開発中である「Radgrid(仮称)」について少しお話させていただきます。
Radgridについては以下のリポジトリからソースコード等をダウンロードなりすることが出来ますので、気が向いたら覗いてみてください。処理がガサツなコードまみれですが。
github.com

datの言語化とは?

 端的には「一定の言語規則に基づいて書いたらdatが出力される」という風にだけ覚えていてください、実際はフォーマットがガチガチだったりするので自由度的にはKasumiさんのよりはあるかないか位だと思います。内部でガチガチなRubyの処理コードを書けるので記法やテクニックをわかっていたら効率よく書けるかもしれない、そんなレベルです。

サンプルコード

# coding: utf-8
#common
obj "builDing"
name "YIC-Mk_EX-/platform-1f_1"
copyright "wa / M.Kousaka"
#DratBuilding.group "station"
#group "station"
dims 1,1,16
type "stop"
enables "pax"
level 3
waytype "track"
_image "platform-f_fence"
cursor 5
icon 4
offset 2,0
_snow 1
#infos(['info','construction','ground'])
infos(['ground'])
frontImage{
  siz = 0..@dim_t.to_i - 1
  y_pos = 0
  y_pos.to_i

  siz.each do |pos|
    line = "FrontImage[#{pos}][0][0][0][0][0]=#{@image}"
    if pos.to_i < 8
      if pos.to_i == 0 || (pos.to_i % 2) == 0
        puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x}"
      else
        puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x + 1}"
        y_pos += 1
      end
    else
      if pos.to_i == 0 || (pos.to_i % 2) == 0
        puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x - 2}"
      else
        puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{(@offset_x - 2)+ 1}"
        y_pos += 1
      end
    end
    if pos.to_i == 7
      puts "\n"
      y_pos = 0
    end
  end
  puts "\n"
  if @snow == 1 # 降雪画像がある場合のみ追加処理
    siz.each do |pos|
      line = "FrontImage[#{pos}][0][0][0][0][1]=#{@image}"
      if pos.to_i < 8
        if pos.to_i == 0 || (pos.to_i % 2) == 0
          puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x}"
        else
          puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x + 1}"
          y_pos += 1
        end
      else
        if pos.to_i == 0 || (pos.to_i % 2) == 0
          puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x - 2}"
        else
          puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{(@offset_x - 2)+ 1}"
          y_pos += 1
        end
      end
      if pos.to_i == 7
        puts "\n"
        y_pos = 4
      end
    end
  end
}

backImage{
  siz = 0..@dim_t.to_i - 1
  y_pos = 0
  y_pos.to_i

  siz.each do |pos|
    line = "BackImage[#{pos}][0][0][0][0][0]=#{@image}"
    if pos.to_i < 8
      if pos.to_i == 0 || (pos.to_i % 2) == 0
        puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x}"
      else
        puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x + 1}"
        y_pos += 1
      end
    else
      if pos.to_i == 0 || (pos.to_i % 2) == 0
        puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x - 2}"
      else
        puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{(@offset_x - 2)+ 1}"
        y_pos += 1
      end
    end
    if pos.to_i == 7
      puts "\n"
      y_pos = 4
    end
  end
  puts "\n"

  if @snow == 1 # 降雪画像がある場合のみ追加処理
    y_pos = 4 
    siz.each do |pos|
      line = "BackImage[#{pos}][0][0][0][0][1]=#{@image}"
      if pos.to_i < 8
        if pos.to_i == 0 || (pos.to_i % 2) == 0
          puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x}"
        else
          puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x + 1}"
          y_pos += 1
        end
      else
        if pos.to_i == 0 || (pos.to_i % 2) == 0
          puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{@offset_x - 2}"
        else
          puts line.to_s + ".#{y_pos}.#{(@offset_x - 2)+ 1}"
          y_pos += 1
        end
      end
      if pos.to_i == 7
        puts "\n"
        y_pos = 4
      end
    end
  end
}

ソース: radgrid/sample_plathome.rdg at master · Myagami/radgrid · GitHub

言わなくてもわかります、明らかに汚いコードというのは自他ともに認めざるを得ません。
これはpak.nippon向けに制作している「YIC_Platform_Extends」というプラットホームのニッチな拡張アドオンの1ファイルをradgird向けに書き直したものになります

github.com

ぱっと見で「これはdatの劣化コピーじゃないか?」と思われるかもしれませんが、それがおそらく正解です。
思想としては「既存のdatを一部手直しすればRadgrid側で読み込める」という所があります、それだけでなく同一画像を使用する前提として設計しているので画像指定を1箇所でして、内部的にはそこから参照したり、今のところ画像指定部分では生のRubyソースコードを書けるようにして柔軟性(要検証)をもたせたりしています。
建物についてはかなり複雑なコードになりつつありますが、車両についてはかなりシンプルな構成になっている…とは思います

obj "vehicle"
name "JRH DC_Kiha_130"
copyright "555"
waytype "track"
_group "diesel"
#engine_type "diesel"
#smoke "Diesel"
engine_smoke
freight "Passagiere"
speed "110"
gear "140"
payload "100"
cost "1800000"
weight "28"
power "186"
length "6"
RunningCost "110"
sound "2"
year_month([1988,10],[2003,3])

車両アドオンのソースについては都合により日本語化Wikiに投稿されている555さんの「[Emu][Dmu]JR北海道車両セット」よりキハ130系のdatをサンプルコードに変換して作成しております、こっちのほうが結構シンプルに書ける要素が多いとは思います。
intro_year/monthとretire_year/monthを1つの行でまとめて書いて「これは1988年10月から登場して、2003年の3月には引退するな」という直感的なメソッドになっていたり、車両のタイプを指定したら付随する要素を自動的に指定したりと細かいところは手が入っていても、車両アドオン(特に電車や特急等)で必要な「連結設定が破綻していないか*3」といった重要な要素がまだ実装しきれていません。とりあえず気動車1両ならシンプルなテストが出来るので…*4

まだまだ荒削りな言語について雑な紹介という形で21日目の記事とさせていただきました、今後なにか更新したりしていたらシムトランス交流会議なる所にこっそり書いているかもしれません。
参加についてはこの記事をご参照ください
シムトランス交流会議 参加者募集! - Simutrans Addon Portal

最後に

余談①

8日目の記事のタイトルは「そのマップを離さない」、今日の記事のタイトルは「The Programable Dat」、そして記事で出した言語名は「Radgrid」
仕込んできた答え合わせと行きましょう

  • そのマップを離さない

bushiroad-music.com
楽曲:君の手を離さない、厳密には「君の手を離さない ~BOUQUET Ver.~」が正解です

  • The Programable Dat

assaultlily-pj.com
舞台名: The Fateful Gift

  • Radgrid

dic.pixiv.net

ヴァルキリーの一柱

『アサルトリリィ』に登場する「一柳隊」の正式名。

余談②

言語名としてRadgridを付けた話とその由来については先に上げましたが、最初はdratという明らかに適当につけた名前でしたが英和翻訳を掛けたら明らかに和訳結果が色々と申し訳なくなったので仮案として「Radgrid」か「Eir(エイル)」で悩んだ末に「Radgridのほうがかっこいいじゃん」ということで決定、なおEirについてもまぁ…そういうことです。

youtu.be

詳しい話はこの動画に一切を丸投げします

*1:知っている限りでは貨物の定義

*2:ほとんど拡張なしのRubyではありますが、Windowsでは動作確認していません

*3:連結する側とされる側でそれぞれ設定されてないと、組成出来ても走れないため

*4:なお、キハ183でテストしようとしたらN183やらNN183等細かい要素が多いので頭痛の種になりそうです、先に挙げたセットに同梱されているキハ183は設定無し

Simutrans Advent Calender 2022 8日目 ~そのマップを離さない - pak.nippon Player Ver.~

本エントリーはSimutrans Advent Calender 2022に参加しております、8日目を担当させていただきます。
エントリー記事の一覧については以下のリンクよりご参照ください。

adventar.org


前日は深沼悠花さんによるバス運営論と称して小回りが利く輸送手段であるバスについて取り上げられました、本日の記事の中でも取り上げております。
praline9107.wixsite.com



 本来は21日目に予定していた記事である「現在プレイしているマップの現在までの開発状況を元に1年はダラダラと続いた開発についての勘所」でしたが記事を分割した上で書き直し
本日はマップを生成する段階から開発が進んでくる段階までを踏んでその段階毎に気になった事やらをまとめていきたいと思います。
128な人さんが既に10年以上前に同様のエントリーを上げており、今回の記事とも被るところも存在しますがこういう考えもあるんだよ位のゆるい気持ちで見ていただければ幸いです。
simutrans128.blog.fc2.com

続きを読む

Simutrans AdventCalender 2021 23日目 ライセンス宣言について考えようぜ

当記事はSimutrans Advent Calender 2021 23日目の記事となります、Advent Calenderの一覧については以下のリンクよりご覧ください。
adventar.org


本日はライセンス宣言について少し思うところがあるのでまとめたいと思います。

おことわり

  • 本記事内に置ける著作権等の解釈については令和3年1月1日より施行されている著作権法を根拠とし、e-Gov法令検索から同法のページを最後に記載するものとする。
  • 同様に他の記事を引用等した場合は参考資料として最後に引用した記事と最終閲覧日を記載するものとする。

関わるコミュニティの影響

活動の頻度が下がりつつありますがSimutrans関連の他にSCP財団という怪奇創作コミュニティでも活動しています。拙作のアドオンでもファンアートコンテンツとしても何個か製作しており、ネットミームとして半ば独り歩きする形で有名になったSCP-040-JP ねこです。よろしくおねがいします。*1や、座ると9割の確率でノースカロライナへ飛ばされるが極稀にサウスカロライナもしくはウェストバージニアへと飛ばされる椅子SCP-1475-JP 標的はノースカロライナを製作してきました。

そのアドオンの説明文もしくはREADMEでCC BY-SA 3.0を適応しますやライセンス関連の表記という形で原典とした記事と場合によっては参考資料について言及していますが、これはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(以下、CCと表記)において「ある著作物からの派生物を頒布等をする場合に著作権者(作者)の名前の表示義務が発生しますよ(BY)」と「元の著作物と同じライセンスを付与するなら頒布してもいいよ(SA)」という2つのライセンス要項を遵守しているためです。
このライセンス要項を遵守することでおおっぴらに二次創作ができるだけでなく、創作すると必ずついてまわる著作権についても問題がなくなります。

再配布・改造許可を明示したい

Simutransはローカルでプレイするプレイの他にNetwork Simutrans(以下NS)というマルチプレイが10年近く前に実装されました、「私は北海道プレイをしたいのでキハ281・283がほしいです!」とか「国境なきSimutransしたいのでClass 800を入れたい」という形でデフォルトのpakセットにアドオンを追加して、それを参加者全員に頒布することでNSをプレイすることが出来ますがその中に一つでも「このアドオンは再配布しないでほしい」と宣言されている、もしくは再配布について何も書かれていなかったらどうでしょうか?
そのアドオンだけを参加者が自力で追加しなければいけない、もしくはアドオン作者にNSの主催者が「NSでこのアドオンを使用したいので再配布してよいか?」という確認作業が必要になりますね。しかし、ライセンス宣言で再配布について許可していればNSでも気軽に使えるようになりますね。

そして、再配布の他にアドオンの改造が上げられます。直近のニュースであれば伊豆急行が房総地区を走行していた209系を購入して3000系としたり*2
山手線を走っていたE231系500番台E235系に置き換えられるのに伴い、中央・総武緩行線に全車両がそっちへ転属し元走っていた同0番代を武蔵野線八高線へ押し出して205系等を置き換えるという相当な転属劇がありましたが、シムトラにおいても500番台の中央・総武緩行線仕様や武蔵野線八高線仕様の0番代を作りたいとしましょう。

既にE231系を筆頭としたJR東日本の通勤型電車のアドオンは日本語化Wikiに投稿されており、アドオンのソースファイルは添付されているがReadme等に改造や再配布の許可について何も書かれていないとします。結論から言うと改造や再配布は可能ですが、ケースによっては再配布が出来ない可能性もあります。
まずは自分用に楽しみたいという場合、文化庁著作権制度の概要から著作物が自由に使える場合*3というページから以下の文章を引用します

私的使用のための複製(第30条)

  
家庭内で仕事以外の目的のために使用するために,著作物を複製することができる。同様の目的であれば,翻訳,編曲,変形,翻案もできる。
  
なお,デジタル方式の録音録画機器等を用いて著作物を複製する場合には,著作権者等に対し補償金の支払いが必要となる。
しかし,[1]公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(注1)を用いて複製するときや,[2]技術的保護手段(注2)の回避により可能となった(又は,その結果に障害が生じないようになった)複製を,その事実を知りながら行うとき,[3]著作権等を侵害する自動公衆送信を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を,その事実(=著作権等を侵害する自動公衆送信であること)を知りながら行うときは,この例外規定は適用されない。
  
また,映画の盗撮の防止に関する法律により,映画館等で有料上映中の映画や無料試写会で上映中の映画の影像・音声を録画・録音することは,私的使用目的であっても,この例外規定は適用されない(注3)。

*4

ただし、この文章通りに解釈すると自分が使う場合に限られるため自分以外の友人等にもこのアドオンを提供したい、もしくはアップローダーで公開したい場合はどうすればいいと思いますか。Readmeにメールアドレスを載せている場合はそのアドレスに改造と公開の旨について連絡すれば良いかもしれませんが、なかなか敷居が高いと思われるので大体のケースでは日本語化Wikiにある「アドオンの改造・公開の確認用スレッド」を用いることになりますが、最近公開されたものであればこのスレッドで問い合わせたら反応があるかもしれませんが、このスレッドの存在に気づいていない可能性や古いアドオンの場合は既に作者が活動していないため連絡が取れないこともあるため、作者からの連絡がなかった場合は結果的に公開出来なくなります。

こういう事が想定されるので拙作アドオンのReadmeでは「Public Domainを適応します」に始まり「元のセットに従い自由にお使いください」や「元の作品に則りCC BY-SA 3.0に従います」と言った文面を載せています、後から誰かが「このアドオンを改造したい」とかNSで再配布したいと思った時に意思を示せるだけでも苦労は少しは減らせるのではないかと思います。

結論

きちんとライセンス宣言なり自由に使っていいよという宣言を書こう、マジで書こう、少しでも著作権とライセンスについて考察するきっかけになってくれたらと思います。

参考資料等

elaws.e-gov.go.jp
www.bunka.go.jp

協力

  • 身内鯖各位
  • 同鯖の人間より提供してもらった資料(結果的に未使用)

(最終閲覧日:2021年12月23日)

宣伝

昨日より少女☆歌劇 レビュースタァライト 劇場版のレンタル・動画配信が開始されております*5、本編を見てきらめきに目を焼かれてからロンド・ロンド・ロンドを見て最後に劇場版を見よう

*1:ねこが独り歩きしていますが本来は井戸小屋が指定されているんですよ

*2:伊豆急の209系は「3000系」…4両×2の8両編成、2022年3月には見学会 | レスポンス(Response.jp)

*3:著作物が自由に使える場合 | 文化庁

*4:原文では表形式だが、記事に引用する観点から見出し表記をつけている

*5:cinema.revuestarlight.com

架空物を輸入する方法(10年目のsimutransへの関わり方の振り返り)

adventar.org

このエントリーはSimutrans Advent Calender 2020への参加記事です。この記事を23時過ぎに書いている時点で色々と察してほしい

本エントリーの主題

声を大にして言います
「なんでもアドオン化してみようぜ! 最大の需要は自分自身」

という明らかにTwitterでやれという演題ではありますが、そういうことを今年は書こうかなと思った経緯についてお話できれば幸いです。

輸入するということ

さて、12月24日は15年前である2005年に公開された映画「交渉人 真下正義」の作中の時期と一致しますね。この映画ではTTRという東京メトロがモデルである鉄道会社が開発していたクモE4-600というフリーゲージトレインを暴走させる犯人と、その犯人と立ち向かう主人公 真下正義との駆け引きや各種ネタやらIntelタイアップでメーカーに縛られずに様々なメーカーのPCが共演すると言ったネタがいくつもありますが、この中でSimutransらしく鉄道車両について取り上げたいと思う。
先に大まかに上げたあらすじの中で「クモE4-600」という車両が出てきていますね、Simutransにも当たり前のようにあります。はい、pak64向けには自分が制作し実験室へ投稿しました。pak128はまかさんという方が自身のブログで上げているので気になったらDLしてみよう。

そんな映画で出てくるような実用性を問われたら明らかに100人中99人が考え込むかもしれませんが、残りの1人(=自分自身)が欲しいと言い出したのなら答えは唯一つ「自分で作ってみよう」じゃないかと思う。 作ろうと思い立っても自分で1から画像や設定ファイルが作れない、じゃあどうすればいいのか答えは至極簡単なことで、既存のアドオンを参考にしたり下地として手を加えてみるのである。
今回の話題に上げたクモE4-600についてはデザインのモデルとして「ラピートをモデルとした」という記述がいくつかの記事で上がっており、それにうまく手を加えてみればそれっぽい車両は出来るかもしれない。
そんな輸入した後について次の章で話したいと思う。

経験値と自己満足

実際に作ってみて重要な事がいくつかあるが、その中から2つほど挙げてみたいと思う。それぞれ相反する要素ではあるのは認めるが結果的に自分が楽しむということに繋がるので、どうにか理解してもらいたい。
まずは経験値を貯める事、アドオンを作って公開する度に思うことがある。すでに公開されている他の人のアドオンを見て「まだまだだな」と作ったモノに対して自信をも失ってしまうだろう、しかしその気持ちが最初に重要なものである。アドオンを何個も作っていれば自然にクオリティが上がるが、そのうち古いアドオンを見て「これを手直ししたい」という気持ちをも感じるだろう。
6年前にJR東日本107系という車両のアドオンを投稿してその時は作ったという気持ちに満足していたが、つい最近改めて見て満足しないことと、実車においても廃車や上信電鉄へ譲渡されていたなどの状況が変化していたことも鑑みて、絵の修正と新規で譲渡後の姿も制作している。なお、諸元については結構前に貰っていて放置していた気持ちも半分程度混ざっている。

2つ目は自分が最大の顧客であること、動機として重要だと思うのが自分が満足すること。自分が使いたい、作りたい、公開したいという3つの「たい」が経験値と同じくらい重要だと思う。一時期は鉄道会社のプレスが上がったら当日もしくは数日以内にアドオンを投稿するという「プレス即だし」という文化を生み出してしまったが、殆どは「これは作ってみたい」という気持ちが一番に来ていた気がする。最近はプレスが出てもアドオン投稿までに相当なタイムラグが生まれているのが非常に心苦しくもあるが、気が向いた時にアドオンを作ってそれを公開するのがベターと思っている。時々制作過程を上げている武庫川線の転属車は来年まで待って下さい。

最後に

現時点(2020/12/24 23:44)まで投稿を遅らせた挙げ句、こんな乱雑な短文で言いたいことが伝わるかと言われたら確実に伝わらない上に、間違いなくエントリーされた記事の中で自分を含めて文句以外付けようがないというのは認めておきます。
Simutransに対する自分なりの関わり方やアドオン制作のとっかかりについて今年でsimutrans10年目になりますが整理がついたのかなと思います、Simutransはいいぞ!
最近は少女☆歌劇 レヴュースタァライトが自分の中にきているのでもしかしたら来年はそれ関連のアドオンも上がるかもしれません、すでに候補は上がっています!(やるかは未知数)
改めて声を大にして言いたいことがあるから聞いてほしい

第5話のレヴューだけでも見るんだ! 恋の魔球はいいぞ!!
いいから早く解説動画を観て、本編を見て沼に浸かるんだ!!

リンク置いておきますね

www.nicovideo.jp

www.nicovideo.jp

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ちょっとした景観に対するハナシ

この記事はSimutransAdvent Calendar2019 9日目の記事です

adventar.org

一昨日はシステマチックな事をやって置いてけぼりを全力で食らわせてきましたが、今回は全力でプレイにきっと役立つかもしれない景観に対するハナシ。なお、少し後にSimutrans界隈に置いて景観神と呼ばれているTKU氏の記事がスタンバっているので前座と~~呼べないかもしれない~~しておつまみ感覚で読んでもらえると幸いである。

景観の対象

さて、景観に対するハナシとタイトルでぶち上げたのでそれは確定なのだがどこを対象にしているかというと駅周辺である。この記事を読んでいるプレイヤー各位のプレイしているマップにおいて多数の列車が行き交ったり大規模な敷地を使うターミナル駅の他に普通列車や良くて快速系統までしか止まらない~~某シムトラ系指定団体九龍会最寄り駅のような~~こじんまりとした駅等様々な駅があるはずだ。ただ、ホームだけを置いたり軽く駅舎を置くだけでもちょっとした装飾にはなるが雰囲気を駅ごとにある程度は変えていかないと没個性的な駅を通り越して沿線になるだろう。実際問題として自分のマップでこの様な沿線が生まれてしまったのでこの記事を起こしているのであるが。
なお、この記事のスクショはpak.nippon(64サイズ)をOTRP環境下にて撮影しており、pak128等の64系統以外のpakセットでプレイしている人はどうにかして使えそうな物を見つけてほしいと思う。64プレイヤー向けには出来る限り使用しているアドオンを紹介するのでそれを入れるとざっくりと再現出来る気がする。

OTRPについては次のリンクから詳細を見てほしいと思う
simutrans/OTRP_v13_information.md at OTRP-distribute · teamhimeh/simutrans · GitHub

方向性を考える

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今回は2面2線のホームしか用意されてないこの駅を改修しながら景観について考えていきたい、まずはどの様な駅にするか検討したいと思う。カジュアルに橋上化してしまうか、それとも駅舎をホームにそれぞれ隣接させるか等の駅全体の雰囲気を決める要素が多々あるが今回は橋上化駅舎を目指したいと思う。
橋上化駅舎については解説を端折る都合上ウィキペディア橋上駅 - Wikipedia を見てもらうとかなり早い、早速基礎工事から始めたいと思う。

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まずは真ん中の2マスを普通のホームから差し替えてみた、これは箱積み駅舎というアドオンで追加される駅舎を上に乗せるためのホームである。このままでは橋上化駅舎とはどこにあるんだと言われそうなので更にもう一つ付け加えたいと思う。それが次の画像である。

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真ん中の差し替えた2マスの前後に階段を追加し、さらに歩道っぽい物と何やら怪しい物が置かれているが説明していきたいと思う。これは箱積み駅舎というアドオンにて追加される土台と歩道とアスファルトというアドオンの地面を組み合わせたものである。
この歩道や土台の上に追加された箱積み駅舎各種を追加していく、ホームの上を跨ぐ橋上化駅舎なのできちんと上に歩道とかそういうサムシングを目指しているので駅舎を足した結果がこれである。

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全体的にガラス張りっぽく見せてカジュアルに仕上げてみた、しかしこの記事を読んでいるであろうプレイヤーからしたら当たり前の事過ぎていささか物足りないかもしれない。それは重々承知の上です、更にこの周辺の装飾を施して一つの駅として魅せましょう。
今回は各種都合により画像左下側のみを重点的に装飾します、右上側はこの記事を読んでいるプレイヤーへの宿題というか空白という体でお送りします。

周辺を装飾する

ここまでで駅舎までは完成しているがいささか味気ない雰囲気である、某希望~~なんてない~~丘*1のようにざっくばらんとしてもいいですが駅周辺は栄えている印象があるので見栄え良い周辺を構築したいと思う。ここからはnipponのアドオンを全力で使うので他pakプレイヤーの方はどうにかして欲しい。

駅前を装飾してみる

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Mister0124 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=72102639による

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Mister0124 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=72161828による

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Mister0124 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=74453801による

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Sengoku40 - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=20793817による

Wikipediaより上から白石・手稲・苗穂・札幌(北口側)のそれぞれ駅前の写真を数枚ほど引用したが、それぞれ駅前になんらかの空間が用意されているのが見受けられるだろう。いわゆる広場と呼ばれるものであるが、それぞれの駅の雰囲気を印象付ける重要な顔とも呼べる場所である。バス停やタクシープールが入っていたりするパターンがあるが大体は広場と呼べる場所が用意されている。
また、地面も材質や色によって雰囲気が変わるのが見て取れるだろう。その中で今回は1枚めに出てきた白石駅のようなこじんまりとした雰囲気で装飾したいと思う、それが次の画像だ。
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筆者としてはこじんまりとしつつした雰囲気を目指したつもりだが、見る人によっては大きいかもしれない。小さめの広場とバス停と駐輪場を置いてさっくりとまとめてみた、恐らくはバスが数系統入るのみで大体は自転車や送迎の車が走る風景が見えてくる気がする。
ざっくりとシンプルな飾り付けであるがきっと役立つかもしれない9日目のエントリーでした

最後に

今回は極力ダウンロード出来る条件付きで景観を組んでみました、nipponベースで大体は揃いますが一部改造系(バス停とか、代替リンクあり)を紛れ込ませてしまったことは反省せざるを得ない。
また例によって読者を置いていったかもしれないがご容赦いただきたい。

使用アドオン

全体:pak.nippon(wa)
線路:緩急坂対応版 景観線路(Takamaro) ※DLリンク見つからず
駅舎:箱積み駅舎(wa)
駅舎(地面部):歩道とアスファルト(dora)
バス停:building.np-roadstop.pak

画像使用元など

敬称略

*1:完全に沿線の知人談