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シムトラ関係のエントリーまとめ群

戦術機産業で使ったアドオン開発手法

宣伝:戦術機産業プロジェクト - Simutrans的な実験室 Wiki*
ようやく、戦術機産業がVersion 1.0として人柱状態を抜けることが出来ました。
まとめとしてどういう開発をやっていたのかをまとめていけたらなと思います、過去に断片的にエントリーを起こしていますが今回は通しで改めて起こすつもりです。

必要なツール

こんなツールを用いて開発していました

  1. Dropbox
  2. github
  3. 自作スクリプト

それぞれを掘り下げて紹介していきます

Dropbox

普段からデータのバックアップ用として利用ています、基本的にアドオン関係のファイルは大半がDropboxでバックアップや管理を取っているので自然に使う形となっています。
Skype等で途中までの進捗を公開する時にファイルを共有してリンクを作ればURL貼るだけで見てもらえる優れモノ。

github

言わずとしれたgithub、データのバージョン管理とデータ管理に利用していました。
Branchを切って開発中(Devel)と公開用(master)のBranchで分けられるのでBeta版や本日更新したstable版を上げる時には結構便利でした。
Branchの運用については以下のとおりです

    1. 普段はDevelにコミットを行う
    2. バージョン更新時にmasterへpull requestを投げる(zipファイルが追加される)
    3. 投げたpull requestを反映させる
      1. 細かいけど開発中のバージョンをそっくりいじりたくない時は別Branchを切る

githubを用いた開発手法としては教科書通りだと思います、結構便利なので使ってみて下さい

自作スクリプト

ファイルに対するイベントの監視で使っていました、例としてあるディレクトリ内の指定されたdatもしくはpngが更新されたらmakeobjを走らせて開発環境へコピーさせたり、またはファイルが更新されたらローカルのgitリポジトリにコミットを行いそれをgithubへpushするなど自動化をかなり重点的に求めていました。

これも初投入ですがExcel(CSV)で貨物を定義して当該ファイルが更新されたらmakeobjが走って、コピーしたりするという方法もやっていたのでgithubの生のソースから感じ取って下さい